人文字とともに、袋井南中の全景と遠景も撮影していただきました。袋井南中と袋井高校の敷地が三角形であることを、改めて実感します。

　１年総合的な学習発表会では、各グループで非常時に必要な「オリジナル防災アイテム」を考案し、プレゼン発表をしました。防災用品販売事業を手掛けている、浜松SPT株式会社の酒井様をお招きし、コメントをいただきました。

　生徒の発想から商品化につながることも夢ではありません。身近な生活に目を向け、いざという時にも役立つ防災アイテムを考えることは、社会貢献に必要な「革新・創造・共生」の精神につながることと思います。ドラえもんの秘密道具を知るような楽しいプレゼン発表を聞くことができました。

　２年生の総合発表会では、１年間、企業訪問や職業体験、未来授業などを通して、実体験から学んだことや教わったことをもとに、「職業から生き方を考える」をテーマに個人テーマについてまとめたことを発表しました。

　働く上で大切なこととして、「相手の立場に立って考える」「コミュニケーションをとる」「笑顔で挨拶する」「責任感を持つ」などが挙げられていました。「学校」という社会で学んでいることは、「仕事」や「生き方」とつながっています。学校生活での学びを大切にし、社会に出る準備をしましょう。

　３年数学「相似な図形」では、「相似な図形の性質や考え方が、実生活のどのような場面に生かせるだろうか」という単元を貫く探究的な課題のもと、本時は「便箋紙をきれいに３つ折りするにはどうしたらよいか」という問いで学習が進められました。

　生徒たちは、試行錯誤しながら折り方を考え、仲間と自然に交流しながら意見交換をしていました。平行線と線分の比」「中点連結定理」など学習したことを、実生活にどう生かすことができるかを実感していました。これからは、ぴったり三等分になった三つ折りに折ることができるようになると思います。

　１年社会科「アフリカ州」の学習では、自然環境・文化・歴史・産業・都市化・人口増加・情報化などの現状と課題を学び、国際的な支援からの自立に向けてどうしたらよいか考えていきます。

　授業では、単元のまとめとして「アフリカ州がよりよい地域となるために解決すべき課題は何だろうか」という問いのもと、国の仕組み・人権・教育・医療・経済・環境・インフラ整備・内戦紛争の８つのうち、優先して解決すべき課題を選び、その理由を考えて議論し合いました。

　発表を聞くと、国の仕組み・教育・医療を選んだグループが多かったようです。解決すべき事項は多いわけですが、基盤となる事項をきちんと整備しないと、やがて同じ課題が繰り返されるという視点で考えられており、「自分事」として深く考えている様子がうかがえました。

　全校生徒がグラウンドに出て、学級ごとに所定の位置に立ち、ドローンでの撮影を行いました。わずか20分で撮影が完了し、学年の整列写真も撮影しました。どのような仕上がりになるか楽しみです。

  「創立50周年記念」としての航空写真撮影となりました。中学校生活の思い出の１ページになればと思います。

　バスケットボール部が磐周大会２位、西部大会ベスト16の戦績を残しました。西部地区強豪校の仲間入りを果たし、今後が楽しみです。

【西部大会】

１回戦　vs北浜中　　　68-41○

２回戦　vs浜北北部　　64-54○　ベスト16

３回戦　vs浜松開誠館　36-93●

　３年の総合的な学習では、福祉について学習してきた成果として「よりよい袋井市をつくる『わたしのWell-Being提言』」を考え、発表会を行いました。１人１タイトルで150の提言が発表されました。

【提言タイトル】一部

・南の丘学園の安全のために～南中前に自転車専用道路を～

・袋井市！盲導犬のワンちゃん！～増やそう協議会～

・こども食堂に行こう！！～笑顔と栄養があふれる場所～

・すべての人に伝わる情報を～袋井LED信号化～

・高齢者をひとりにさせない～ラジオ体操で地域をつなごう～

・ブラインドサッカーを広めるためにエコパで開催を！！

・袋井市をより良い街にするために～ユニバーサルデザインの考え方とは？～

・袋井の盲目の人のために～盲人用体温計を添えて～

・魅力あふれるロービジョンフットサルをエコパに！

・寄付者を増やすために～小さな優樹が社会を変えるきっかけになる～

・インクルーシブ教育を袋井に！

・点字ブロック～視覚障害の人が安全に暮らせる袋井市を～

・視覚障がい者の安全を守ろう～袋井市に音響式信号機を～

・車椅子の人の安全を守ろう～袋井市の段差をスロープに～

・介護業界に救いを～介護士になろう！

　職業や卒業後の進路について、総合的な学習で学んでいる２年生が、一般社団法人「未来学校」様の御協力をいただき、「未来授業」を行いました。5～10名ずつの小グループに分かれ、50分の講座を２本選択して受講しました。地域の社会人の方と膝をつき合わせて語り合うことで、仕事の面白さや世の中の仕組みに気付き、「よのなか」を身近に感じました。

＜開設講座＞

・カウンセラー　　・学習支援（学習塾、家庭教師など）　　・こども食堂　　・放課後クラブ　

・ITエンジニア、プログラミング　　・無線クラブ　　・コンビニ経営　　・経営コンサルタント

・スポーツトレーナー　　・接骨院　　・鍼灸師、柔道整復師　　・理容・美容師　　・雑誌編集者

・職業紹介　　・塗装業

　エコパアリーナで「マーチングフェスティバル」が開催され、県西部の保育園から社会人までの12団体が華麗で力強いステージを披露しました。「袋井南中学校South Dream」は８番目に登場し、「Time Trabel」を見事に演奏し、観客を魅了しました。Final開催に花を添えました。

　高南小・南小・南中の３校合同による「南の丘学園合同運営協議会」では、３校間で共通している

・【学力調査】【意識調査】におけるよさと課題

・【あいさつ】【交流活動】における共通実践の状況

・児童生徒主体の【行事】【特別活動】の取組

について報告を行いました。

　その後、「地域の子供たちの命を守るために、地域と学校にできること」を【防災】【防犯】【交通安全】の視点から、「高尾」「愛野」「高南」「豊沢」の４グループに分かれて話し合いました。

・地域を実際に歩いて見て、防災ハザードマップや防犯・交通の危険箇所マップなどを作成する。

・有事の備えとして、避難所運営ゲームや危険予知トレーニング、自分の身を守る対処術などに取り組む。

・防災訓練に参加し、中学生や小学校高学年に役割を担ってもらう。

などの意見に集約されました。

　地域コミュニティを強化するには、日頃からボランティアや地域行事、楽しい催しに参加し、お互いに顔見知りとなることが重要ということも確認しました。

【３年生の部】

１組「手紙～拝啓十五の君へ～」

２組「旅立ちの時～Asian Dream Song～」

３組「YELL」

４組「次の空へ」

５組「君へ」

【２年生の部】

１組「HEIWAの鐘」

２組「時の旅人」

３組「大切なもの」

４組「時を超えて」

５組「心の鐘」

【１年生の部】

１組「COSMOS」

２組「涙をこえて」

３組「あすという日が」

４組「Song is my soul」

５組「マイバラード」