【3学期の抱負】
(1年)初めてのテスト勉強では、学校の課題や塾の参考書を解くだけで、自分の苦手分野を克服できませんでした。苦手を改善したいので、間違えた問題を繰り返し解いたり、過去問を解いたりするなど、工夫した勉強方法を見つけたいです。
(2年)学級委員になって、周りを見て状況を把握し、呼び掛けができるようになりました。見通しを持って生活する力も付きました。3学期は細かなところまで気を配り、クラスを引っ張り、学級目標の達成に向かっていきたいです。
(3年)勉強方法を改善した結果、学力が大きく伸びました。3学期は覚悟と決意をしっかり固めて、準備を進め、さらなる躍進を果たしたいです。また、義務教育最後の学期になるので、一日一日の学校生活を全力で楽しみ、大切にしたいです。
【校長式辞】
1月から3月は、ウェルビーイングな学校にしていくために、今年度意識して生活したい4つのキーワードのうち最後の「ありがとう」のステージとなります。
皆さんは1日に「ありがとう」という言葉を何回ぐらい口に出しているでしょうか?ある調査によると、日本人は一日に平均7.5回「ありがとう」と言っているそうです。最近の研究で、1日に20回以上「ありがとう」と口に出すことで、いくつもの素晴らしい効果が生まれることが分かってきています。
「ありがとう」と口に出した人も、そのことによって「セロトニン」という心のバランスを整えるホルモンや、「オキシトシン」という幸せを感じられるホルモンが分泌され、 幸福感が高まり、何事もポジティブにとらえられるようになると言われています。つまり、「ありがとう」という言葉は、口に出した自分も、そして言われた相手も幸せにする、まさにの実現にぴったりの「魔法の言葉」なのです。
この3学期、この南中を「ありがとう」の溢れる学校にしていきたいと思います。そのためにも皆さんには、自分と周囲の人たちとの関わりや、つながりに改めて目を向けて下さい。家族のおかげで自分の生活が支えられていること、授業や学校生活の様々な場面で、先生や同級生、先輩や後輩に助けてもらっていること、地域の方が皆さんを気にかけて、様々な協力をしてくださっていることなど、それらを感じるセンサーの感度を高め、それが当たり前と思わず、その人がそばにいるのならば、「ありがとう」と口にして、心から感謝の気持ちを伝えてください。それが3学期「ありがとう」のステージで目指す姿です。