子供の学びと大人の学び 2022年6月1日 16時31分 続きを読む 進歩が生まれるのは、多様性の中の選択からであって、画一性を保持するからではない。 ジョン・ラスキン (19世紀イギリスの評論家) 今日は午前中に、静西教育事務所と袋井市教育委員会の訪問がありました。授業の様子を見ていただき、学校の様子や生徒の姿、教職員の授業について、指導や講評をいただきました。 袋井南中の生徒が授業に真剣に取り組んでいることや、教職員が授業改善を目指してICTを活用したり学習課題を工夫したりしていることについても評価していただきました。 午後からは、校内研究として、数学科と英語科の二つの研究授業を実施して、子どもたちに求められる資質や能力を育むために必要な学びはどうあるべきかについて研修を深めました。 研究授業では、学ぶ意欲を引き出す導入の工夫や、対話的な学びを引き出す学習課題、ICTの効果的な活用など、多くの工夫や挑戦が見られました。 放課後の授業研究会では、子供たち一人一人の学びの姿を語り合いながら、どのように「対話」の質を向上させていくのかという課題が見えてきました。 学習課題を自分の問題や実生活とつながる課題としてとらえ、ICTを適切に活用しながら、必要感のある対話による学びを通して、一人一人にとっての納得解に迫ることが、これからの時代を生きていく子供たちの資質や能力を育むことにつながることを確かめました。 目の前にいる子供たち一人一人の学びの姿を共通のよりどころとして、個々の教師が見取った学びの事実から、目指す授業について語り合いました。 ベテランから教育実習生までが一堂に会して、授業について考えることが、授業研究に深みを持たせるものになりました。 閉じる