SouthDream3を行いました。
2024年1月18日 14時30分
判断に迷ったらより多くの人間に貢献できる方を選べばいい。
自分よりも仲間たち、仲間たちよりも社会全体。
この判断基準で大きく間違うことはまずないだろう。
アルフレッド・アドラー
(オーストリア出身の精神科医・心理学者・社会理論家)
本校では、生徒にとって大きな価値があるお話をしていただく講師の方をお招きして、生徒を対象とした講演会を毎学期行っています。
1学期は、ラグビーで有名な、静岡ブルーレブズ取締役社長の山谷拓志さんをお招きして、SouthDream1を行いました。バスケットボールのリンク栃木(現:宇都宮ブレックス)の社長としてNBAから田臥勇太選手を獲得したことや茨城ロボッツの経営を再建した手腕が高く評価され、現在は静岡ブルーレブズの取締役社長として活躍されている方です。ラグビーの魅力やモチベーションのコントロールの仕方についてお話をしていただきました。
2学期には、袋井市出身の映画監督・脚本家である池田千尋さんをお招きし、SouthDream2を行いました。『君は放課後インソムニア』などの作品の監督としても有名ですが、これまでどのように脚本家や映画監督としての自分のキャリアを形成してきたか、映画にはどのような魅力があるかをお話しいただきました。
そして、今日は中東遠総合医療センターの宮地正彦さんを講師としてお招きして、SouthDream3を行いました。コロナ禍でどのような難しい対応を迫られたか、どのように現在までキャリアを形成してきたか、そして、医療の現場に関わる課題などについて、具体的にお話をしていただきました。
中東遠総合医療センターは、掛川市及び袋井市をはじめとする中東遠地域の基幹病院として、全ての人に質の高い医療を提供し、愛され、信頼される病院を目指しているそうです。医療を必要とする全ての人に対して、いつでも必ず医療を提供することをモットーとしているそうです。
地域住民にとって必要とされる患者中心の質の高い医療を提供し、地域の救急体制の核として充実した医療を支えるために日々努力をしていること。ファーストペンギンになることを恐れず、どんどんチャレンジしていることについてもお話がありました。
さらに、最近は様々な理由から医学を志す学生が減少していることを踏まえて、大学名にはこだわらず、とにかく医学部等の医療系学部を目指してほしいことなどについて、生徒たちへのメッセージもいただきました。
生徒たちの中には、医療関係の道を将来志している生徒もいることから、健康維持のことや安全に関することについて、時間の範囲の中でたくさんの質問がありました。
宮地様には、大変お忙しい中で、生徒たちのために有意義なお話をしていただき、本当にありがとうございました。