1つの重大事故の背後には29の軽微な事故と300のヒヤリハットが隠れている
ハーバード・ウィリアム・ハインリッヒ
(ハインリッヒの法則で有名な労働安全の先駆者)
袋井南中学校は、愛野駅と袋井駅という二つのJRの駅が学区にあります。
そのため、学校の周辺には交通量が多い道路もたくさんあります。
生徒の通学路の中には、袋井駅から学校までの道路のように、大変道幅が狭い場所があります。現在、通学路の検討をしていますが、線路の北側からの通学路に変更したとしても、どこかで線路の高架下を通る必要があり、その場合も車が一台程度しか通れない場所があるため、依然として危険性があります。今後も検討していきます。
生徒には、交通ルールを守ると同時に、必要に応じて一時停止をしたり徐行をしたりするよう、指導をしています。自転車の速度が心配される場所は、押して歩くようにも指導しています。
それでも毎年、単独での自転車転倒事故や自動車との接触事故が発生しています。
今回は、図書室からリモート方式で各教室に配信をして行いました。後半には、各学級で話合いをする場面も設けました。
交通安全教室を通して学んだことを、日頃の生活に生かしてほしいと願っています。