36日間の夏休みが終了し、78日間の2学期が始まりました。全校生徒が無事に2学期を迎えられたことが何よりです。保護者の皆様には、三者面談や部活動等、夏休み中も教育活動に御理解御協力いただき、ありがとうございました。
2学期始業式では、まず始めに、陸上競技男子1500mにおいて東海大会で入賞し、全国大会で活躍した、陸上部3年松下翔さんの表彰が行われました。福井県で開催された全国大会において、先頭集団で堂々の走りを見せ、ユニフォームの「袋井南中」の文字も一際輝きを放っていました。
次に、各学年代表者が、2学期の抱負を述べました。
「勉強と部活動の両立のために、時間を有効に使う」
「相手との会話のきっかけをつくり、話題を広げられる挨拶を大切にする」
「習った内容を復習することを継続することで、勉強する習慣や計画性を身に付けていく」
「部活動で東海大会で金賞をとって全国大会に出場するために、1回1回の練習を大切にする」
「苦手な問題や間違いやすい単元は普段からこまめに復習し、問題を解き、解説を読み、類題を解いて正解できるまで繰り返す」
「3年の仲間は高め合い励まし合う仲間であり、切磋琢磨するライバルでもあるので、友達の頑張りに負けないように努力し、今までで一番頑張ったという思いで卒業式を迎えたい」
といった内容が語られました。それぞれ参考にできることを自分に取り入れていきましょう。
最後に、校長から式辞がありました。スポーツ漫画「スラムダンク」の話題が紹介されました。「魅力的なキャラクターを生み出す秘訣は?」との問いに、作者の井上雄彦氏は「それぞれに弱点をもたせること」「完全無欠のスーパーマンが登場するとリアル感が失われる」「さまざまな個性が交わるからドラマに深みが出る」と語っています。
考えの違いや様々な個性のぶつかり合いでもめ事が起きたり、集団が1つにまとまらなかったりすることはよくありますが、それを乗り越えようとすることでドラマチックな感動を味わえたり、自分自身を成長させたりすることができるのではないでしょうか、と投げ掛けがありました。
南風祭合唱の部をはじめとする、学校生活の様々な場面において、スラムダンクの湘北高校バスケットボール部や、その選手たちのようなスーパーチーム、選手に成長し、学校・学級・生徒一人一人のウェルビーイングにつなげていきましょう。