夏の全国交通安全運動始まる
2022年7月11日 16時35分
安全とは思いこみにすぎない場合が多いのです。現実には安全というものは存在せず、子供たちも、誰一人として安全とは言えません。危険を避けるのも、危険に身をさらすのと同じくらい危険なのです。人生は危険に満ちた冒険か、もしくは無か、そのどちらかを選ぶ以外にはありません。
ヘレン・ケラー
(作家)
令和4年7月11 日(月)から7月20 日(水)までの10 日間、今年も「夏の全国交通安全運動」が実施されています。
この交通安全運動は、「県民一人一人が安全を第一に考え、交通ルールの遵守と交通マナーの実践に努めることにより、交通事故防止を図る」ことを目的として、「安全をつなげて広げて事故ゼロへ」をスローガンとして実施されます。特に、(1) 子供と高齢者の事故防止 (2) 自転車の安全利用の推進 (3) 飲酒運転等危険運転の根絶を目的として行われます。
7月11日(月)は初日ということで、朝から交通安全指導が行われました。交通安全指導員の皆様からとお話しする中で、日頃の中高生の通学の様子や課題点をうかがうことができました。
袋井南中の前の道路は、交通量も多いため、歩道を自転車が走行する際に、左側通行の制限はないということも初めて知りました。一方で、右側通行する自転車と左側通行する自転車の接触事故が起こっていることや、歩道で待ち合わせしている中学生が歩行者や自転車通学者の邪魔になっていることなど、様々なケースについても御指摘いただきました。
また、袋井駅と袋井南中を結ぶ、大門付近の道路は道幅が大変狭いため、中学生の交通マナーに対する苦情が多いことや、児童や生徒が安全に登下校できる歩道やガードレール等の環境面の整備が課題であることも話題になりました。
児童生徒が日々、安全に通学できているのは、地域の皆様の温かな見守り活動のおかげです。いつもありがとうございます。